久しぶりのシールド。
はてさてROE環境は一体どんなリミテッド戦になるのか、期待と不安を織り交ぜながらパック開封。サルベ等の事前情報はあんまり見てないので知らないカードだらけでスタートです。

とりあえず除去が豊富にあった赤が確定で、青と白はそれぞれお通夜。黒も3マナ2/1飛行や4マナのシェイド等中堅所から、《黒死病/Pestilence(6ED)》付きデーモンと強そう。
・・・ただ、緑には《ぶどう棚/Vine Trellis(MMQ)》が2枚に3マナのランパン、ファッティ部分が7マナ7/7で7点ゲイン+1ドロー、《巨術士》(8マナ1/1、1マナ払うと好きな生物が7/7に化ける)とか変態的に強そうなのでとりあえず赤緑で。

1《ジョラーガの樹語り》
2《草草茂る胸壁》
1《バーラ・ゲドの獣壊し》
1《オーガの歩哨》
1《硫黄石の魔導士》
1《コジレックの捕食者》
1《孔の歩哨》
1《髑髏砕き峡の王》
1《エムラクールの孵化者》
1《肉喰らうもの》
1《ペラッカのワーム》
1《巨術士》
1《ウラモグの破壊者》

2《炎の斬りつけ》
1《産卵の息》
1《戦争売りの戦車》
1《睡眠発作》
1《成長の発作》
1《夢石の面晶体》
1《熱光線》

2《進化する未開地》
8《森》
7《山》
1《島》


豊富なマナブーストに序盤を支える壁、ゲームを決めるファッティ、そして除去も十分とシールドに必要な要素が詰まっている。マナ基盤も盤石とかデッキ強すぎワロタ。

《睡眠発作》のタッチは、赤除去だけだと相手が似たようなデッキで先にエルドラージ出されると負けるから。結果的に言えば大正解で、このカードは本当に強い。族霊鎧にも強いしね。

・・・ただ、ZEN環境に慣れすぎた俺は初めこのデッキを微妙だと思っていました。席に座るなり「デッキ弱いっすよーw」とか言って本当にごめんなさい。思えばZEN環境がちょっと特殊すぎただけだった。ROEシールド環境は従来のシールドらしく、重いレアを叩き付けた方が、勝つ。



1回戦 ○○ 赤黒
R1○

森の無いハンドをキープするも、都合良く後手1T目のドローで引き当てて、《ジョラーガの樹語り》から4Tくらいに《髑髏砕き峡の王》が6/6になって、すぐLv6になって勝った。何だこのカード。
R2○
除去を3連発くらいして相手の攻勢を凌ぎきり、《孔の歩哨》で3点くらい打ち続けた。

2回戦 ○○ 緑黒
R1○

《髑髏砕き峡の王》がLv6になった。殴った→勝った。だから何なんだよこのカードwww書いてあることが少しおかしいだろwww
R2○
相手が事故った様な気がする。メモには何も記されておらず、ただ淡々と相手のライフが減り続けている。

3回戦 ○○ 赤緑 アンラッキー氏
R1○

相手のデッキもこっちと似たような構成らしく、お互い序盤はマナ基盤を整える展開。俺は《草茂る胸壁》含む壁群で、向こうはランパン付きの2/4に落とし子を出す苦花。
先に動いたのは向こうで、キレ《ウラモグの破壊者》。「やっべー!」と悲鳴を上げるも、ライブラリ上から《睡眠発作》で何とかし、今度はこっちが《髑髏砕き峡の王》。
どうやら6/6は処理出来ないらしくてLv6で勝ち。このカード強すぎワロタwww
R2○
今度はこっちがキレ《ウラモグの破壊者》。GG。

4回戦 ○×× 緑白 GEN店長
R1○

マナ加速から高速《ペラッカのワーム》&《ウラモグの破壊者》。
R2×
盤面で押してて、《髑髏砕き峡の王》も居るのでそのまま勝てそう、よし、その4/3アタック(8マナ+5/+5起動可能)はスルーだ!→相手が《ペラッカのワーム》。
こちらの戦線が止まってしまい、7点ゲインでダメージレースも引っ繰り返り、何よりアレ《髑髏砕き峡の王》で倒せないんですけど。
そのまま4/3に付いてる8マナの起動型能力+5/+5でバックアップされて負け。
うーん、あの4/3アタックをブロックしていれば、8マナ払われるにしても《ペラッカのワーム》降臨は1T遅れているので何とかなった気もする。
R3×
土地2枚、《草茂る胸壁》含む初手をキープしたら土地が詰まった上に相手が高速《ウラモグの破壊者》で負け。これは仕方がない系。



デッキパワーは十分だっただけに最終戦は残念。



     ◆



その後はドラフトに参加。ROE初のドラフト、一体どんな戦術が有効なのか。
とりあえず、緑主体のマナブースト→エルドラージを狙うシールドっぽいのと、青白主体のLvUpビートダウンの2種類を見据えてやってみることに。



初手はレア。緑のLvUpで象トークンを量産するって書いてあった。

・・・ただ、緑は上がやっているらしくてどうも手が出せない。2パック目は内容が弱くて《族霊導きの鹿羚羊》(オーラサーチ付き5マナ2/5)、《マキンディのグリフィン》(4マナ2/4飛行)と続いて《死者のインプ》(空飛ぶ《グレイブディガー/Gravedigger(M10)》)から黒へと手を出す。

《隊商の随員》(白1マナLvUp)が一周してマジか、って思いつつどうやら白はやらせて貰えそう。

2,3パックは特筆することもなく淡々と白と黒のカードを取り続ける。まぁ、サーチする羊が居るので《ハイエナの陰影》(白1マナ+1/+1先制攻撃付与オーラ)を優先したり、狙っていた《暁輝きの発動者》(白の8マナ発動者)が2枚手に入ったりとか。


2《隊商の随員》
1《ズーラボートの処罰者》
2《岸壁安息所の騎士》
1《栄光の探求者》
1《前兆の壁》
2《暁輝きの発動者》
3《死者のインプ》
1《血儀式の発動者》
2《マキンディのグリフィン》
1《ゾフの影》
1《族霊導きの鹿羚羊》

2《ハイエナの陰影》
1《最後の口づけ》
2《思考の消滅》
1《マンモスの陰影》


初めは除去枠として、パワー3以下限定タッパーだったりパワー3以下限定の白除去だったりが入っていたんですが余りの使えなさに殺意が沸き抜いてしまった。
代わりに入った《思考の消滅》(黒3マナハンデス、ただし墓地ではなくライブラリに戻す)は中々良いカード。確かに再び引かれるかもしれませんが、速やかに殴り倒すデッキコンセプトにも合っています。



1回戦 ○○ 青黒LvUp
R1×

相手に《消耗の蒸気》(黒4マナ反復付き除去)打たれたりしつつ、場で圧倒されて今にも死にそうな局面、頼みの綱は場の《暁輝きの発動者》、場に土地は7、手札ゼロ。
都合良く土地・・・引けたら苦労しないよねー。
R2○
すったもんだの末、場で圧倒されて今にも死にそうな局面、頼みの綱は場の《暁輝きの発動》、場に土地は7、手札ゼロ。
(・3・)アルェー、さっきもこんなの見たよ?
今度は都合良く土地引いてハーフロックかけて勝った。このカード強すぎるだろ。
R3○
ブン回った。以上。

2回戦 ×○○ 赤単スライ
R1×

え、この環境で赤単とか組めるの?
お互い土地が2で止まるものの、二人とも結構動けて試合になる。
ただモグファナが合計で3枚くらい出てきて、低マナ域をたくさん展開出来なくて面倒。終始相手が盤面をリードする展開でそのまま押し切られた。
R2○
今度はこっちが先攻。先に仕掛けることが出来、除去打たれても《死者のインプ》強すぎワロタ。
R3○
相手の怒濤の攻勢を必死でいなしていく。
一進一退の攻防の末、相手が「行くしかない!」とか言いながらレア使って土地全部生け贄→4/4が2体だぜ!・・・うーん、確かに現状だと詰んでるなぁそれ。
ただ、返しでトップ《前兆の壁》→トップ《マキンディのグリフィン》でブロッカーが足りて何とかなったわ。危ない所だったぜ。

3回戦 ○×○ 緑黒マナブースト→エルドラージ
R1○

相手がWマリして、5Tくらいまで動いてこなかった。
・・・それでも《ペラッカのワーム》で7点回復されて捲られそうになるも、流石になんとか先に削りきれた。
R2×
丁寧に処理される内に、相手が《軟体の起源》X=4、4/4が4体・・・ってちょっとまって何だそのカードwww
ただ、《ハイエナの陰影》を2枚とも引いていたおかげでパワー4先制攻撃を2体作れて何とか場に均衡をもたらす。後は《暁輝きの発動者》待ち。
ちゃんと引いたものの《全ては塵》で流され、《死者のインプ》で回収したら今度は単体除去が飛んでくる。
その内相手の場に《血儀式の発動者》が出てきて、毎ターン3点吸われて負け。
まぁ、超級レア2枚も使われては仕方あるまい。
R3○
1ターンから快速にビートを刻み、《ハイエナの陰影》付けたら相手が「これ《全ては塵》撃っても駄目だよねw」って投了してくれた。

※今カード見てたら重大な事実が発覚しました。
《全ては塵》  (7)
部族ソーサリー-エルドラージ  レア
各プレイヤーは、自分がコントロールするすべての有色のパーマネントを生け贄に捧げる

《ハイエナの陰影》 (白)
エンチャント-オーラ
エンチャント(クリーチャー)
エンチャントされているクリーチャーは+1/+1の修正を受けるとともに先制攻撃を持つ。
族霊鎧(エンチャントされているクリーチャーが破壊される場合、代わりにすれからすべてのダメージを取り除いてこのオーラを破壊する。)


あなた勝ってたよ!!
《全ては塵》って「生け贄に捧げる」なんですね。「破壊する」んだと思ってた。
あと族霊鎧って破壊じゃないと駄目なんだね。生け贄とかマイナス修正だと文句なく落ちちゃう。



・・・と、いうワケでうっかり3-0して《全ては塵》get!

雑感としては、白主体のLvUpビートはやっぱり強そう。今後ドラフトでも良く狙われるアーキタイプになるんじゃないかな。
《隊商の随員》(白1マナ1/1LvUp、2/2→5/5先制攻撃)
《岸壁安息所の騎士》(白2マナLvUp、2/3飛行→4/4飛行警戒)

この2枚のコモンが強い。後者は言わずもがな、前者も文句の付けようが無い。
そして何より《暁輝きの発動者》が本当に強い。8マナ溜まったら勝つよ、って書いてあるのにどうして基本スペックが2/1飛行なんだ。他の色の発動者達が不憫で思わず涙が溢れる。そして何故こんなのがコモンなんだろうか、開発者出てこい。

今回2色目は黒になったけど、勝ったのは大体が白の部分だったので特に言うことは無いです。ただ《死者のインプ》は強かったかな、前評判通り。《血儀式の発動者》も強い。・・・何が言いたいかっていうと、つまり8マナは溜まるって事。やっぱりZENは少し早すぎた。

本来、2色目は青で
《敬慕される教師》(青3マナ2/2、LvUp生物を2LvUpさせる)
《勇者のドレイク》(青2マナ1/1飛行、自軍にLv3が居れば+3/+3)

この2種を狙っていくんだろうね。今回は2つ上が青黒でそのアーキタイプをやっていたので不可能でした。優良なLvUp生物は黒には黒で多い印象なので、青黒もアリかも。







その後は久しぶりのカラオケで徹夜して、始発まで友人宅で休憩して・・・・・・気付いたら俺はもう一度プレリリースイベント会場でシールドのデッキを組んでいたぜ!

1《バーラ・ゲドの獣壊し》
1《巣の侵略者》
1《ルーンの苦役者》
1《短刀背のバジリスク》
1《胞子頭の蜘蛛》
1《野心の発動者》
1《コジレックの捕食者》
1《エムラクールの孵化者》
1《踏みつけの仔》
1《ペラッカのワーム》
1《走り回る侵略》
1《エムラクールの手》
1《無限に巡る者、ウラモグ》

1《二股の稲妻》
1《炎の斬りつけ》
1《予言のプリズム》
1《絶望の誘導》
1《消耗の蒸気》
2《爆発的天啓》
1《災難の範囲》
1《軟体の起源》

1《進化する未開地》
8《森》
6《山》
3《沼》


昨日と似たデッキになりおった。
《爆発的天啓》(赤5マナソーサリー、続唱みたいに捲ってマナコスト分ダメージ、そのカードは手札へ)はドラフトで使われて強さに気付いた。これアドバンテージ失ってないんだね。
《災難の範囲》(赤7マナソーサリー、手札生物公開→マナコスト分相手生物全体にダメージ)は書いてあることがおかしい。流石レア。

ん?《無限に回る者、ウラモグ》がどうかした?何故デッキに入っているかって?
そりゃあマナコスト参照するカードが4枚入ってるからに決まってるだろJK。
・・・まぁ、実際には落とし子量産機が多いので割と出ます。繰り返します、11マナは出ます。出るんですこの環境。



1回戦 ○○ 青黒LvUp future氏
R1×

相手初動《グール・ドラズの暗殺者》(黒1マナLvUp、除去能力付き)をカウンターでバックアップされた。
R2×
同上。
レア無双ずるい。

2回戦 ○○ 赤緑 GEN店長
R1○

《消耗の蒸気》とか使いつつ殴り勝った。
R2○
《災難の範囲》で《ペラッカのワーム》を見せた。

3回戦 ○○ 青白t黒
R1○

相手が色事故。
R2○
また相手が色事故した。

4回戦 ○○ 赤緑
R1○

並べ合いになって、お互い突破出来ず時間がかかったので土地が11枚並び《無限に回る者、ウラモグ》、降臨。
R2○
5Tくらいに落とし子を4体生け贄に捧げ!《エムラクールの手》召喚!ふははー、強いぞー、かっこいいぞー!



     ◆



2日間通しての感想。

・「重い」という概念が無い

8マナとか9マナとか余裕すぐる。頑張り次第で桁が増えても出る。実際に11マナプレイしたし。(あくまでもシールドの話。ドラフトはこれから要検証、でも8~9マナくらいなら余裕っぽい。)

シールドはマナブースト→ファッティが基本戦術なので大体緑がメインカラーになる。ファッティ枠のエルドラージがコモンに2種要るのも偉くて、落とし子トークン産むカードがあれば特に問題なく出てくる。特に《ウラモグの落とし子》(8マナ8/8滅殺2)がマジ強い。
落とし子を産むカードは赤&緑に多いので、困ったら赤緑で組んでみると良い。俺も2日とも赤緑+αだったし、他にも赤緑メインにしてる人大勢居た。



・落とし子トークンは偉大

上記の通り怪獣大決戦になりがちなので、マナ加速が強い。チャンプ要員として時間稼いだり「滅殺」で殴られた時の生け贄だったりと用途が幅広い。「自軍の生物の数」を参照するカードも多く、0/1だからって甘く見てると痛い目を見る。

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